Liu Ling (Crystal Yuan) is a 20-year-old royal princess known for her capricious and bratty behavior, who has developed many enemies at court due to h…
「美しいのは外見だけ。中身はまるで虎のよう」と言われ、美人だが横暴な性格だと評判の広平 (グアンピン) 王の娘、劉泠 (リウ・リン)。彼女は実の母親を亡くし、継母の陸芊 (ルー・チエン) とその娘、劉潤湘 (リウ・ルンシアン) といがみ合って暮らしていた。今日は20歳の誕生日。広平王府では盛大な宴が開かれていたが、劉泠は喜ぶ様子もない。それどころか、宴を抜け出して南苑へと向かった。酒に酔って寝てしまった劉泠のもとに、お尋ね者との戦いで傷を負った北典正司の千戸、沈宴 (シェン・イエン) が現れる。
劉泠が鄴 (ぎょう) へ向かっていたある日、お尋ね者を捕らえる道中にいた沈宴と再会する。劉泠の馬車が動けなくなってしまったため、急遽目的地までの護衛を頼むことに。鄴まで護衛すれば落とした腰牌を返すと言われた沈宴は、嫌々ながらも承諾する。しかし、彼女の馬車が金鱗衛一行と同じ場所にいたことは、実は偶然ではなく、意図的な作戦だったのだ。そんな中、沈宴もまたこの状況を利用して、ある人物をおびき出そうとしていた…。
駅站に許嫁である陸銘山 (ルー・ミンシャン) がやってきたが、劉泠は気にも留めていない様子。相変わらず沈宴につきまとい、料理人を宿に呼んでは褒美を与えて豪華な食事を作らせ、機嫌を取ろうとしていた。そんな彼女を適当にあしらう沈宴は、突然現れた陸銘山に対して疑惑の目を向けていた。一方、鄴では、金鱗衛が国庫金強奪事件の犯人である雲奕 (ユン・イー) を捕らえたという話題でもちきりになっており、宮中の老臣たちの間には不穏な空気が漂っていた…。
沈宴と言い争い、駅站を後にした劉泠。彼女は賑わう都の市場をめぐりながら、今は亡き母への思いを募らせていた。そんな時、ある蓮根売りの少年が欲しがっている耳飾りを取ってあげようと、的当ての出店で矢を手に取る。劉泠はすぐに店側のイカサマを見抜き、仕掛けを外すように言うが、「金持ちだからって偉そうに」と市民たちから非難されてしまう。虚しくなって矢を下ろそうとしたとき、彼女の後を追ってきた沈宴がその矢を支えた。
劉泠の部屋のそばに火薬が埋められていたのを発見し、敵の襲撃がすぐそこまで迫っていることを悟る金鱗衛。敵の目的が雲奕の殺害であると考えた沈宴は、死罪を免除する代わりに黒幕を吐かせようとするも、白状する様子は一切ない。そんな中、陸銘山は山奥で怪しい集団と落ち合い、何やら話し込んでいた。敵の襲撃に備えて隊列を組み、戦いの時を待つ沈宴。劉泠は約束通り部屋から一歩も出ないでいたが、敵は彼女の背後にも迫っていた…。
崖から落ちたはずの二人の遺体を捜そうと、敵の手下がすぐそばまで追ってきていた。沈宴はもく浴中に敵の気配を感じ、水に潜って難を逃れるが、刺された時の深い傷のせいで本調子が出ない。傷を治す薬草を採りに行くという劉泠の手を取り、そばにいてくれと頼む。彼は薄れた意識の中、人々が噂する江州一の悪女と、自分が知る長楽群主の姿はどちらが本当なのかと尋ねる。すると劉泠は重い口を開き、悲しみに包まれた過去を語り始めた。